<テイガー戦>

  

ただ、世の中にはこういうキャラを使う職人が大抵全国のどこかにはいるものだが、
自分はまだ見たことはないけど考えられる恐ろしい動き方はいろいろある。
特にノエルみたいに近距離戦をしないといけないキャラは、
とあるスタイルの戦い方をされると結構やばい事になりそうな気がして恐ろしくなる。
ただ、その考え方は詰まるところ極論と言えばそうなんだが、
逆を言えばそれがほぼ完璧にできる人と対戦をした場合、
個人的には 『勝てない』 可能性も出てくる戦い方を紹介する。

その戦い方は・・・『何もしない』 と言うスタイル。
ただ、本当に何もしないわけではなく 『前進』 と 『ガード (特に直前ガード) 』 を主体に接近し、
牽制も振る事なく飛ぶこともなく近付いてくる戦法が、
最終的に接近してダメージを奪わないといけないノエルにとってはとても怖い話にもなる。

そして何を恐れているかと言えば・・・結局はコマンド投げになる。
実際にテイガーはコマンド投げが2種とDDの投げで計3種ある事になるんだが、
この技の性能はきちんと理解しないとこの話も始まらない。
まあ、Aテイガー、Bテイガー、Dテイガーと略すとしよう。

Aテイガー

発生が11Fと遅めだが、無敵が3F目からあるので割り込み性能が高い。
計算では2Fよりも長い隙間がある連携はこれで割り込めるわけだが・・・
例えば立ちBや2Bとか・・・2Aとかいろいろなところで 『直前ガード』 されると
その後はAテイガーで割り込まれてしまう行動がいくつかある。

中でもシャレにならないのが 『6C』 を直前ガードされたとき。
これを直前ガードされてしまうと 6C→2C はAテイガーが確定。
なのでこの確定を回避するためには2Dを出さないといけなくなるんだが・・・
でも2Dまで出してガードされるとさらに危険な状態になる。
もちろん完全反撃確定ではないので読み合いといえばそうなんだが、
テイガーは無理をせずに確信を持つまでガードに集中した後に、
ところどころでこれの反撃可能箇所を絞ればいい事になる。

Bテイガー

通常投げより発生が若干遅い投げだがこちらは一切無敵はない。
でも8Fなので直前ガードすればガード後の隙に差し込める技もそれなりにある。
ただ、私の理屈ではそこまでこの技は必要ではないけど、
時折上手く混ぜるだけで普通のキャラにはそれなりの効果もあるだろう。

Dテイガー

そして最後に・・・DD技なのでそういう略。
この技は・・・出掛かりから無敵の5F発生と言う結構優秀な性能なので、
ガード後の確定反撃箇所はもちろんの事、割り込みでも隙間があれば可能と言う事になる。
そしてダメージが5700くらいなので・・・キャラによっては
Bテイガー+DテイガーでK.Oする計算にもなる。
これを使う場合はかなりの確信と入力精度が必要だけど、
先行入力システムがある以上はその内・・・と言うかすでに実戦レベルの人もいるんでは?

<最終的に>

この理屈において最も重要なのはテイガーのガードライブラ防御力で、
普通のキャラに比べて1.5倍の補正があるのでバリアブレイクはしづらい事になる。
なので直前ガードを中心にガンガンする事でゲージを溜めて、
2回Aテイガーを決めた後にDテイガーで締められるとノエルは負けになる。

つありはダメージを奪うためには接近しないといけないからこれが非常に怖い。
そして警戒しすぎるとそれはそれでまずい展開になっていく・・・
少しばかり極論的で理想論かもしれないけど、
仮にその様なスタイルの相手と当たったらどうすればいいのか先が見えない。
現状は牽制やら飛びを仕掛ける人が多いので助かっている部分もあるけれど、
近距離戦を挑むキャラにとってこのスタイルは非常に怖いんじゃないかと私は思う。

・・・ま、この手のキャラには職人がいるだろうから闘劇とか気になるところだね。

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