<レイチェル戦>

  

レイチェルの最大の特性はDボタンのシルフィード (風) を使った立ち回りで、
これによる攻守の選択肢が非常に強力であり、また全てでもある。
なので風の性能をきちんと理解して対戦することがレイチェル戦で最も重要である。
まあ、風に関しての説明は結構長くなりそうだけど書いてみよう。

<シルフィードの基本性能>

まずこの風と言うものは、指定した方向に押される力が働き、
前方 (orニュートラル) +D で自分も相手も自分から見て前方に押され、
しゃがみ<立ち<空中 の順に影響が大きくなり、
特に空中で押し返されると空中ダッシュをしても前に進めなくなる。
また、空中にいる場合は上、下要素+D でより高く浮いたり、落下を早くさせられる。
なので J3CD で高速中段ができたり、9JD で前方に高く飛んだりできる。
この辺の使い方がしっかりすると機動力の乏しいレイチェルが高速化する。

で、そんな風はゲージが4本開幕から準備され、1回の使用で1本が消費される。
そして消費したゲージはレイチェルが地上にいる場合に回復する様になっている。
その時間は 1F=5 らしく、1000まで溜まると1本との事なので、
200F・・・約4秒、と言うか3.5秒の経過で消費した1本が元に戻る計算になる。
ちなみにこの時間は地上にさえいればいいらしいので、特に連続技中とか、
牙城を築いて待っている状態などが絶好の回復タイミングだったりする。
特に バーデン→ゲオルグ の連続技を喰らうとかなりの風ゲージを回復される。

言い換えるとそういう方法以外だとゲージの回復が悪いらしく、
攻めにゲージを使って崩し損ねたりとかするとレイチェルは逆にピンチになる。
この辺のゲージ管理がレイチェルは重要なので、
いかに使わせるかも対レイチェル戦では考えないといけない事になる。

<シルフィードの影響>

指定した方向に自分も相手も影響されるはずだが、
実はレイチェル側のみ影響を受けない状態がある。
それは特定技を使用している動作中で、次の技がそれに当たる。

『タイニー 空中インピッシュ ソードアイリス バーデン アストラルヒート技』

これらの技中は風の影響を受けないので覚えておこう。
まあ、覚えるといっても例を挙げて説明すると

タイニー+D

Aタイニー+6D はタイニーの飛び道具が風に影響されてさらに遠く飛び、
普通の地上飛び道具の様に使える上、相手のみ押し返す力が働く。
なので空中から近付かれる事も少なく、比較的安全に飛び道具は撃てるものの、
当てても有利が取れない場合が多いのである種気休めの選択肢。
なのでダッシュ→ガードをすることで近付きつつ有利フレームがもらえる。

B、Cタイニー+3D は遠距離での牽制+押し返し目的の技。
こちらの場合はヒット時は浮くのでそのままソードアイリスで追撃を受けたりする。
なので牽制の能力が一段と上がるのだが若干懐が弱いので、
一気に近付きたいが、中距離ではあまり使ってこない選択肢でもある。

Cタイニー+7D は大砲の玉がかなり遅れて当たる変わったタイプで、
相手も若干アドリブになるが目の前とかにも玉を落とせたりする。
こちらはまず遠距離じゃないと使えない技だけどそういう使い方もある。
この場合は相手は隙だらけなので一気に近付くといいかもしれない。

空中インピッシュ+2D

主にJ2Cで空中ヒットさせた後とかで使われる。
高さが変わらないことをいい事にカボチャで空爆しながら攻めを継続させられる。
使い方によってはいろいろあるだろうけど距離によっては3Dもありえる。
上手くバックステップ等でかわせるとその後の状況はいいんだけどね。

ソードアイリスorバーデン+4D

落雷に風で引き寄せる使い方ができる方法で、
空中ダッシュに合わせると空中ガード不能タイミングで落雷が当たったり。
主に影響を受けないことでそこまでの見返りはないけど、
距離が離れないので追撃をする場合はやりやすくなる。
アストラルヒートは・・・単なるネタかな、あまり使い方は変わらない。
まあ、どの道 タイニーと同じく空中で近付くのは危険な行動と思うといいかも。

<インピッシュとシルフィード>

やっぱり何よりも厄介なのはこの組み合わせ。
カボチャの滞在中はDを押したのとほぼ同時に攻撃が繰り出せるため、
攻守共に強力な攻撃が任意のタイミングで出せるようになる。
カボチャ滞在中は1回の召還で3回まで風を起こした度に攻撃判定が出せる。

なのでこの組み合わせをどうできるかがレイチェル戦では重要なのだが・・・
実際にはこれにプラスしてタイニーとのセットであったり、
あるいはゲオルグもいたりするので正解の選択肢は分かりづらい。
ただ、かぼちゃは強力であるがゆえ風ゲージがなくなりやすい使用方法なので、
可能な限りは地上から近付くようにするといいだろう。

一応地上インピッシュ+D はレイチェルとしては飛び道具代わりにする選択肢でもあるが、
インピッシュ自体は24Fまで経過させないとカボチャに攻撃判定が付かないので、
そう考えるとこの飛び道具は発生がそれなりに遅い事がわかるだろう。
だからゲオルグもいなく、カボチャもない状況は迂闊にこれを出させてはいけない。

まあ、いきなり出させた場合も・・・ノエルならば一応2択みたいな状況になるのかな。
ノエルは3Cを出せばそのまま インピッシュ+D には勝てるが、 
それに対してはレイチェルも 3D→D と2回使うことで3Cは潰れてしまったりする。
でも、その場合はノエルはその場2Cとかが結構よかったり、
単純にバックジャンプでも風ゲージが2個減ったと考えると非常に大きい。

また、カボチャは地面に到達すると攻撃判定が消えるのを覚えておこう。
なので下降させた攻撃は一瞬しか攻撃判定がないことも多い。
それに、カボチャは滞在時は時間と共に上昇するので、
時間が経てば経つほど最終的には下降させないと当たらなくなる。
そうなると攻撃判定の範囲は結構限られるので軌道を頭に叩き込むといいだろう。

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